ごあいさつ

青森中央 吉澤 郁(かおる).jpg青森県高体連ソフトテニス専門部長  吉沢 郁
 青森県高等学校体育連盟ソフトテニス専門部のホームページにアクセスいただきまして誠にありがとうございます。
日頃より、当専門部の活動に御理解と御支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、運動部活動は、学校教育活動の一環として、スポーツに興味と関心を持つ同好の生徒が、教員等の指導の下に、自発的・自主的にスポーツを行うものです。生徒たちは運動部活動を通じてより高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツの楽しさや喜びを味わっています。運動部活動は、生徒のスポーツ活動と人間形成を支援するものであることはもとより、その適切な運営は、生徒の明るい学校生活を一層保障するとともに、生徒や保護者の学校への信頼感をより高め、学校の一体感の醸成にもつながるものであります。そして、異年齢との交流の中で、生徒同士や生徒と教師等との好ましい人間関係の構築を図ったり、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感、連帯感の涵養に資するなど、生徒の多様な学びの場として、教育的意義が大きいと言えます。

数ある高等学校における運動部活動の中で、ソフトテニスの魅力とは何でしょうか。
これは私見ですが、たとえば、ペアを組んだパートナーと互いに協力し合って相手を攻めるコンビネーションプレイ。後衛が相手の動きを見極め、守備の薄いところへ山なりのロビングボールを打ち、この配球により前衛がスマッシュやボレーを決めた時などは思わず拍手喝采を送りたくなります。ラリーにおけるプレイヤー同士の駆け引きは観戦していて大変見応えがあります。
また、ベンチにいるチームメイトが自分の学校の選手に送る熱い声援。苦楽をともにしてきた仲間の健闘を祈って一生懸命声援で鼓舞するシーンは、応援される側であるプレーヤーにも応援する側のチームメイトたちにも青春の思い出として心に刻み込まれるものだと思います。

本県の高等学校ソフトテニス専門部に関係するここ10年間の話題の中の最大のものとしては、平成23年7月28日~31日、青森市において開催された全国高等学校総合体育大会(ソフトテニス競技男子)があげられます。お陰様をもちまして、関係者の皆様の御協力により無事終了することができました。県代表の八戸工業大学第一高等学校が3位入賞を果たしたことは、大きな成果だったと思います。同校のソフトテニス部は、本県のみならず、東北や全国でも数々の実績を残しており、男女とも永年にわたり本県の高校ソフトテニス界を牽引してきています。
令和7年、本県では国民スポーツ大会が開催される予定です。当専門部としては、この大会での本県選手団の活躍を期して、今後、選手の育成、指導者の資質向上等に尽力するとともに、大会を盛り上げる機運の醸成を図ってまいりたいと思います。

結びに、当専門部の情報(大会開催予定、大会結果等)につきましては、本ホームページを通じて選手及び保護者、関係者の皆様に広報いたします。今後とも、皆様方の暖かい御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げ、御挨拶といたします。

青森県高等学校体育連盟ソフトテニス専門部 部長 吉澤 郁(青森中央高等学校長)